ボーリングの中〜上級テクニックの1つフックボールの投げ方についてアドバイスをしています。
フックボールというのは簡単にいえばボールを曲げる技術のことです。ストライクというのはポケットに対して角度があったほうが生まれやすいの重宝される技ですね。
同じ曲げる技でもカーブボールがありますが、カーブボールとフックボールは微妙に違います。
カーブボールというのは指から離れた瞬間からポケットにヒットするまで緩やかな弓なりな軌道を描いています。
一方フックボールというのは指から離れてからピンの近くにくるまではほぼ直線です。そしてピンの直前で急激な曲がり方をするというものです。
その軌道の描き方がかぎ爪のように見えるのでフックといわれています。
ピンの直前で急激な曲がり方をするのは、ピンのそばのレーンにはオイルがほぼないためです。ようするに摩擦力を利用しているのですね。
ですがその摩擦力を生むにはそれなりのボールの回転が必要であり、その回転を生むにはプレイヤーの技術力が必要です。
指を抜くタイミング、ボールのスピード、回転数などなど成功させるための課題は多いです。
6kg以上もある重いボールに片手3本の指で強烈な回転を生むというのは難しいことなのです。
ちなみにハウスボールでフックボールを出すのは至難の業ですので、マイボールを用いるのが普通です。