ボウリングのピンの重さは国際規格により決められており約1.6kgです。つまり10本揃うと16kgになります。
ボーリングのボールの重さは約7kgなので、倍以上の重さのピンを倒さなければいけないことになりますね。
ただボウリングのピンの材質は木なので、使用されるとともに摩擦で摩耗していきます。それにより重さが若干減ることはあります。
そして材質は天然の木なので、元々の重さを完全に同じにするということはできません。そのため製造段階で重量調整のために中に空洞※が空けられ極力重さを揃えるのです。
※ピンにボールを当てたときにカーン!という気持ちが良い音が出るのは、この空洞のためです。
10本のピンの内で最軽量のものと最重量のものの差が113gを超えてはいけないというのも規格に定められています。
最も重いピンはゴールドピンと呼ばれており大会の決勝などに使われることがあります。ゴールドピンといっても金で出来ているわけではなく、単純に色が金色に塗装してあるだけです。材質は他のピンと同じく楓です。【関連記事:ボウリングのピンの材質は?】